平福寺の境内には多くのお堂・石仏が有ります
どうぞ胸の前に手を合わせ、心静かにお参りください
-冠木門-
"門"とは単なる出入口という意味だけでなく、悪鬼から聖域を守る意味も含んでおります。
-大師堂-
埼玉県の歓喜院より移築され、「安曇野大師」が祀られております。
-三鈷の松-
普通、松の葉は二本か五本ですが、三鈷の松は法具「三鈷杵」のように葉が三本あります。御守りとして財布に入れることで、弘法大師の御利益を授かることができるとされています。
-修行大師像-
弘法大師が全国を行脚された時のお姿を模した立像です。高野山恵光院より寄贈されました。
-観音堂-
安曇野市指定文化財に指定されており、県宝である「木造聖観音菩薩立像」が祀られております。
-庚申堂-
青面金剛が祀られております。
-十三仏石像-
"十三仏"とは、初七日から四十九日をはじめ、三十三回忌までの、先祖供養の御本尊様です。
-太子堂-
聖徳太子が祀られております。太子様は百工の租として特に職人の間で信仰されています。また、阿弥陀仏と同様に西方浄土を願う対象となっており、十三仏同様に先祖供養の御本尊様になっております。
-聖天堂-
富貴を授けるという大聖歓喜天尊が祀られております。養蚕の盛んな頃は繭玉を奉納し、商売繁盛を祈願されていました。現在は商店を中心に信仰を集めております。
-稲荷社-
稲荷大明神が祀られております。そもそも稲荷大明神とは、お大師様が中国より遣唐使船で日本に帰られる折に、仏法を守るために付いてこられた中国の神様です。それ故、真言宗では境内の中にお稲荷様を祀るようになっております。現在では聖天様同様、商店を中心に信仰を集めております。
-百体観音石像-
参道両脇に整然と並ぶ観音像は、嘉永二年(一八四九)の御開帳に合わせて奉納されました。
-仁王門-
左右に三郷地域で唯一の金剛力士像が安置されております。